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2023年10月30日月曜日

一番切手-15.禁煙を描いた世界最初の切手-

昨今喫煙の弊害が大きく取り上げられると共に、受動喫煙の弊害も大きな問題となってきています。


WHOの禁煙推進と共に全世界で禁煙運動が一段と盛んとなり、施設内での禁煙は当然ながら、公共の屋外での禁煙、過程での禁煙運動の高まりと共に、喫煙者はタバコを吸う場所が無くなり、つらい思いをしているのが実情です。


確かに喫煙は体に多くの害を及ぼすことは事実です、その為喫煙は自分の体に気を遣うと共に、周囲の人の受動喫煙にも十分な気を配ることが大切です。


嫌煙権は当然ですが、喫煙権もあります、これから共存できるよう共に考える必要があります。


禁煙運動切手は全世界から非常に多く発行されています。


この切手は1976年チェコスロバキアから発行された「禁煙切手」ですが、禁煙切手の第一号切手です。


図案は、タバコを吹かす男女と共に、骸骨が喫煙することを描き、禁煙の危険性を強調しています。




2023年10月28日土曜日

切手に見る医学と植物-1.ギンナン-

秋の気配が漂いイチヨウが色づき始め特有の匂いが鼻をつく季節になってきました。


ギンナンの匂いは嫌ですが実は本当に美味しいですねぇ!


ギンナンは、イチョウの樹になる実の中のさらに殻に包まれた胚乳種の部分を言います。


ギンナンの果肉にはギンコール酸などのアレルギー物質が含まれており、人によっては素手で触るとかぶれることがあります。


ギンナンは古くから薬や食材として用いられてきましたが、実はギンナンは食べすぎると中毒を起こします。


ギンナンに含まれる有毒成分は4-メトキシピリドキシン(4-MPN)という物質で、4-MPNはビタミンB6と構造がよく似ているため、ビタミンB6が結合して働く場所へ誤って結合してしまいまい、ビタミンB6が本来の仕事をすることができず、ビタミンB6欠乏症となり中毒症状が起こるのです。


ギンナンを食べて引き起こされる主な中毒症状は嘔吐と痙攣で、ギンナンを食べてから1~12時間後に発症し、90時間以内(半数は24時間以内)に回復しますが、大量に食べべると死に至ることがあります。


小児で7~150個、成人は40~300個食べた時に中毒を起こす場合がありますが、大人でも5~6個で中毒を起こした事例が報告されています。


特に小児は身体が小さいため中毒症状を起こしやすいので食べすぎには注意が必要です。


ギンナンの有毒成分は煮ても焼いても無くなりませんので、ギンナンを安全に食べる方法は"食べる数を減らす"こと以外にありません。


要するに食べすぎないことです。


切手は2016年日本発行の「野菜と果物切手6集」の中の一枚でギンナンが描かれています。




切手は2006年中国発行の「植物切手」の中の一枚でイチヨウの木とともにたわわに実ったギンナンが描かれています。





切手は2010年日本発行の「ふるさと切手 国土緑化 神奈川県シート」の中の一枚で、切手には色づいたイチョウが描かれ、切手の耳紙の部分にはギンナンが描かれています。






※耳紙(みみがみ)またはマージンと呼ばれ、切手印面の周囲や、シートの余白部分こと※ 

2023年10月26日木曜日

知識の扉-7.愛犬にグレープフルーツを与えてはダメ-

グレープフルーツには、ソラレンやリモネン、フラノクマリンが含まれていて、これらはイヌに害を与えますので与えてはダメです。


ソラレン、リモネン、フラノクマリンのいずれも、犬に危険な摂取量がどれくらいかは、明らかになっていませんので、少しくらいは大丈夫と考えて与えるのは非常に危険です。

特にソラレンは、犬がソラレンを多量摂取すると、中毒症状を起こす恐れがあります。


ただし、中毒症状がみられるのはかなりの量のソラレンを摂取した場合で、特にソラレンは外皮部分に多く含まれるので、果肉部分を少量食べさせる程度であれば中毒の心配はほとんどないと言う人もいますが私はあえてリスクを犯す必要はないと思います。


愛犬がグレープフルーツの皮や実を食べてしまい、下痢や嘔吐などの症状がある場合は、直ぐに動物病院を受診してください。


何の症状も見られないときには、慌てずに様子を見て体調に変化があれば直ぐに受診してください。


切手は1983年アンティグア・バーブーダ発行の「通常切手」で、グレープフルーツの花と果実が描かれています。




切手は2021年日本発行の「グリーティング切手 ピーターラビット」に収められている一枚で、ピーターラビット共にグレープフルーツの断面が描かれています。





切手は1974年キプロス発行の「フルーツ切手」の中の一枚で、グレープフルーツが描かれています。




2023年10月24日火曜日

切手に描かれたモンスター-13.ジキル博士とハイド氏-

『ジキル博士とハイド氏』(原題:The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde『ジキル博士とハイド氏の奇妙な事件』)は、ロバート・ルイス・スティーヴンソン(1850~1894)の代表的な小説で、1885年に執筆され1886年1月出版されました。


内容は、裏の顔を持つジキル博士が薬を飲むことによって善の性格が無くなり、容貌までも変化し悪の性格を持つハイドと言われる人物に変身することです。


この人物のハイドと呼ばれる名前は、隠れる(hide)に掛けたものです。


二重人格を題材にした代表的な作であることから、解離性同一性障害の代名詞として「ジキルとハイド」が使われることも多いです。


またジキルとハイド症候群(Jekyll & Hyde syndrome )という医学言葉もあります、これは入院すると適切な治療で急速に回復、退院して自宅に戻ると身体的・精神的に症状が悪化するという両極端な症候群で高齢者に多く見られます。


ジキル博士のモデルとなった人物は実在し、18世紀半ばのエジンバラの石工ギルドの組合長で人々の信望を集め市会議員もしていたウィリアム・ブロディー(1741~1788)です。


市民の模範だった彼ですが、夜になると賭博師、盗賊になり、18年間に数十件の盗みを働き、その後捕まり1778年に処刑されています。


また同じく18世紀半ばのイギリスの外科医で「実験医学の父」「近代外科学の開祖」と呼ばれ、近代医学の発展に貢献した解剖学者のジョン・ハンター(1728~1793)は、その医者としての高名な昼の顔と、解剖学者として解剖に使用するための死体調達のための墓荒しをしたとされる裏の顔を持ち、更に彼の建物が表通りに面した医院と裏通りに面した解剖学教室・死体搬入口という構造がジキル博士の家に類似するモデルともされています。


切手は1969年サモア発行の「ロバート・ルイス・スティーブンソン没後75周年記念切手」の中の一枚で、彼の肖像とともにジキル博士とハイド氏が描かれています。




切手は1994年クック諸島発行の「スティーブンソン没後100年切手」の中の一枚で、ジキル博士とハイド氏が描かれています。




切手は1997年イギリス発行の「1997年ヨーロッパ切手」の中の1枚で、ひとつの顔の中にジキル博士とハイドが描かれています。

 



2023年10月22日日曜日

一番切手-14.結核予防を描いた世界最初の切手-

 1906年オランダは、世界で最初の"結核予防切手"を同じ図案で色違いの3種類発行しています。


この切手は寄付金付き切手です。


切手の四隅には結核予防と治療に大切な4つの要素として、光・水・大気・栄養が図案化されています。








2023年10月20日金曜日

知識の扉-6.柿の食べ過ぎにはご注意!!-

柿の美味しい季節ですねぇ。


柿を食べすぎると柿胃石ができることがあるのをご存知ですか?


この柿胃石とは、柿に多く含まれるタンニンの一種のシブオールが原因で出来ます。


シブオールが胃酸と混じり合い柿の繊維を石のようにかたく固まらせてしまいます。


この石の大きさは小さいものから握りこぶし大の大きさになることがあります。


症状としては、上腹部痛・吐き気・嘔吐・腹部膨満等を引き起こしますが、全く症状が現れないこともあります。


症状が悪化することで、腸閉塞を引き起こすこともあります。


柿胃石は、炭酸飲料を飲むことにより炭酸の気泡が石に当たり少しずつ石が溶けていきます。


しかし石が大きすぎると炭酸では溶けずに、内視鏡で砕く必要があります。


胃酸過多の人や胃の動きが悪い人は、柿の食べ過ぎにはご注意ください。


柿胃石を予防するための柿の食べ方としては、成熟していない柿は食べずに熟したものを食べる・皮を剥いて食べる・空腹時には食べないようにすることです。


また中~大きいめのサイズの柿を1日に1個を目安にして、毎日食べないようにすることです。


生の柿だけではなく干し柿も食べ過ぎると柿胃石ができます。


干し柿を一度に6個食べた後に、腹痛や嘔吐を起こし、胃石が見つかった症例も報告されています。


何事も程々が大切です。


切手は2013年「秋の野菜・くだもの切手」の中の一枚で、熟した柿が描かれています。




切手は2020年日本発行の「秋のグリーティング切手」の中の一枚で、柿が描かれています。






切手は2022年日本発行の「秋のグリーティング切手」の中の一枚で、実った柿が描かれています。





切手は2015年日本発行の「ふみの日にちなむ切手」の中の一枚で、干し柿が描かれています




2023年10月18日水曜日

切手に描かれたモンスター-12.ロンドン塔に出没するアン・ブーリン王妃の亡霊-

イギリスのロンドンにあるロンドン塔は、11世紀に建てられこれまで多くの人が処刑され、また幽霊の名所として名高く、色々な霊が出没していると言い伝えられていて、中でも特に有名なのはアン・ブーリンの幽霊です。


アン・ブーリン(1501頃~1536)は16世紀のイギリスの国王ヘンリー8世(1941~1547)の王妃でしたが、男子が出来ない彼女に嫌気がさし王妃になってわずか3年後には不倫の罪を着せ処刑してしまいます。


実際は不倫ではなく、子供を欲しがっていたヘンリー8世の期待に答えられなかったのが真相だったと言われていますが、ヘンリー8世はアンが処刑された翌日には別の女性と結婚していることからこのことは疑わしいてされています。


1536年5月19日、アンは首切り台に頭を乗せさせられ、そこへオノが振り下ろされて首は切断され処刑は終わりましたが、その翌日からもうアンの幽霊は出没し始めたとされています。


中でも特に有名な目撃例としては、


処刑の翌日の晩、霧の濃い夜、首のない四頭の馬が引く馬車がロンドン塔へ向かって走っているのが目撃され、馬車の中には首から上のないアンが自らの首を抱いて座っていたと囁かれています。


この処刑をきっかけにして次々とアンの幽霊は現れるようになり、特に処刑されたロンドン塔で多くみられるようになり、多くの目撃者もいるとのことです。


ある夜、この塔の衛兵が塔の中を監視していると、ある一つの部屋だけ明かりがついているのを発見し、「このような時間には誰もいないはずなのに・・」と思って、窓からそっと中を覗いて見ると衛兵は思わず「あっ!」と驚きの声をあげてしまった。


そこには生前の姿そのままで、鮮やかなドレスに身を包んだアンが家臣を従えて中を歩きやがてスーッと姿を消しそれにつられるかのように、中にいた家臣たち全てが同じようにスーッと消えると同時に部屋の中も突然真っ暗になり、いきなり辺りを静寂が支配した、などの目撃例が後を絶たず多くの人を震え上がらせています。


ある日自分がその幽霊の写真を撮るて意気込んだあるカメラマンは、深夜アンの亡霊は現れたため急いでシャッターを切ろうとした瞬間、アンの霊はカメラマンに気づきカメラマンにすごいスピードで迫りぶつかるとと思う暇もなく、アンの霊はカメラマンの身体をすり抜けアンはそのまま進み続けてやがて消えてしまったと回顧しています。


そのカメラマンは翌日フィルムを現像してみると、そのフイルムは最初から最後まで真っ白に感光していたとのことです。


切手は1992年モルディブ発行の「世界のミステリーシリーズ」の中の一枚で、ロンドン塔に出没するアン・ブーリンの幽霊が描かれています。




切手は1997年イギリス発行の「ヘンリー8世生誕450年記念切手」の中の一枚で、アン・ブーリンが描かれています。

 



2023年10月16日月曜日

切手に見るヘラクレス物語-17.最終回.最強の英雄ヘラクレスの最後-

ヘラクレスに与えられた12の苦行を無事勤め上げデーイアネイラと結婚して、息子ヒュロスが誕生します。


ヘラクレスは、その妻デーイアネイラと彼らの子供であるヒュロスを連れて旅をしていました。


ある時ヘラクレスの家族は川を渡ろうとしましたが、激しい流れのため渡ることができませんでした。


その時川の番人のケンタウロスのネッソスがいて、自分がデーイアネイラを担ぐと申し出たことからヘラクレスが息子のヒュロスを担ぎ、ネッソスがデーイアネイラを担いで激流の川を渡りましたが、早く向岸に着いたネッソスがデーイアネイラを犯そうとしたためにヘラクレスは怒りヒュドラの血の付いた毒矢でこれを射殺します。


ネッソスはいまわの際に、『自分の血は媚薬になるので、ヘラクレスの愛が減じたときに衣服をこれに浸して着せれば効果がある』とヘラクレスの妻デーイアネイラに言い残します。


その言葉を信じたデーイアネイラは密かにネッソスの血を採っておきました。


妻デイアネイラを置いて遠征したヘラクレスは、オイカリアを征服し王女イオレを捕虜としました。


後にヘラクレスがオイカリアの王女イオレを手に入れようとしているのを察したデーイアネイラは、服を取りに来たリカスにネッソスの血に浸した服を渡してヘラクレスに届けさせます。


ヘラクレスがこの服を身につけたところ、たちまちヒュドラの猛毒が回って体が焼けただれ始めて苦しみ、怒ってなんの罪もないリカスを振り回し海に投げて殺してしまいます。


ヒュドラの毒で死んだネッソスの血は、ヒュドラの毒と同じ効果を発揮したのです。


あまりの苦痛に耐えかねたヘラクレスは薪を積み上げてその上に身を横たえ、息子ヒュロスに火をつけるように言いますがヒュロスはどうしても出来ず偶然居合わせたポイアースとピロクテテス親子に火をつけてもらいました。


その礼としてピロクテテスにヘラクレスの強弓を与えます。


火の中に身を投じますが不死身のヘラクレスは死ぬことができないことからヘラクレスは全能の神ゼウスに死を願います。


これを知った全能の神ゼウスは、4頭だての馬車で天に運び上げ彼を神に列します。


ネッソスに騙されたことを知った妻デーイアネイラは自殺します。


ヘラクレスが神になってようやく長年の憎しみも失せヘラもヘラクレスを許し、娘のヘーベーを妻に与えたとされています。


そしてヘーベーとの間にアレクシアレースとアニーケートスという二人の息子をもうけています。


切手は2004年ソマリア発行の「絵画切手」で、イタリアの画家グイド・レーニ(1575~16)作『ケンタウロスのネッソスに誘拐されるデーイアネイラ』で、ヘラクレスの妻デーイアネイラを襲うケンタウロスのネッソスが描かれています。





切手は1957年イタリア発行の「アントニオ・カノーヴァ生誕200周年記念切手」の中の一枚で、イタリアの彫刻家アントニオ・カノーヴァ(1757~1822作)『ヘラクレスとリカス』で、リカスを振り回し殺すヘラクレスが描かれています。





切手は2003年ギニアビサウ発行の「ルーヴル美術館切手」の中の一枚の小型シートで、シート面にはイタリアの画家グイド・レーニ(1575~16)作『ケンタウロスのネッソスに誘拐されるデーイアネイラ』で、ヘラクレスの妻デーイアネイラを襲うケンタウロスのネッソスが、切手にはフランスの画家ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル(1780~1867)作『トルコ風呂』が描かれています。





2023年10月14日土曜日

一番切手-13.結核撲滅の慈善活動を描いた世界最初の切手-

結核は古くから人類を悩ませてきた感染症の一つです。


そのことから多くの国では結核撲滅の慈善活動を推進する切手を発行し、加算金を寄付に回す意味で郵便料金に寄付金を加算して発行し、その加算金を使用して結核撲滅の慈善活動を勧めてきました。


今回は世界最初の結核の慈善活動切手を紹介します。


1897年イギリスの植民地のニューサウスウェールズから、2種類の『ビクトリア女王即位60周年記念切手』が発行されています。


切手は、結核療養所建設募金募集のために、「付加金付切手」として発行されました。


この切手は、世界初の「結核慈善切手」で、付加金付第一号切手です。


1ペニーの切手は天使が病人を助ける図案




2ペンス半の切手には当時の看護師の図案



それぞれの切手の上部には、『Consumptives home(結核療養所)』との表題が描かれています。

2023年10月12日木曜日

知識の扉-5.愛犬にブドウはダメ-

ブドウは犬に中毒症状や病気を引き起こす原因ともなる危険な果物ですからブドウを与えてはいけません。


犬がブドウやレーズンを食べると、急性腎不全を起こして、重篤な場合は命を落とす危険もあります。


ブドウやレーズンを食べた犬の中毒症状が報告されるようになったのは、2001年頃からです。


大量にブドウを食べた犬がそろって急性腎不全を起こすという事故が報告されました。


その後も、世界各地で同様の事故の報告があり、なかには命を落としてしまったケースも報告されています。


犬がブドウを食べて起きるブドウ中毒は、急性腎不全の症状と考えられています。


犬がブドウやレーズンを食べてから、2~5時間程度で症状が出るといわれていますので、目立った症状が見られなくても、愛犬がぶどうを食べたことが明らかであればできるだけ早めに動物病院を受診することをおすすめします。


現在のところ、ブドウに含まれる成分の何が犬の体に害を及ぼし、中毒症状を引き起こすのかのメカニズムは解明されていません。


またどのタイプのブドウを食べると中毒症状を起こす可能性が高いのかということも分かっていませんし、皮付き、皮なしの差についても確認はされていません。


レーズンについては、水分が少なくなった分、ぶどうの成分が凝縮されていることから生のブドウより危険度が高いと考えられています。


従ってブドウは量にかかわらず犬には危険と認識して与えないことです。


切手は2013年日本発行の「野菜とくだものシリーズ 第1集」の中の一枚で、ブドウが描かれています。






切手は1958年サンマリノ発行の「農作物切手」の中の一枚で、ブドウが描かれています。




切手は2009年ブラジル発行の「農作物切手」の中の一枚で、ブドウが描かれています。






切手は2004年アルメニア発行の「アルメニアの植物 ブドウ切手」の中の一枚で、ブドウが描かれています。






よもやま話-1.アテナとオリーブ-

ギリシャ神話において、女神アテナとオリーブは密接な関係があります。 アテナは、知恵、芸術、技術、戦争などを司る女神で彼女ゼウスの頭から生まれたとも、父親であるゼウスがティターン族の智慧の女神メティスを飲み込んだ際に、メティスの頭から生まれたともいわれています。 オリーブは、地中海...