この試練は冥界の番犬ケルベロを地上に連れてくることです。
ヘラクレスはアテナとヘルメスに案内されて冥界に行き、冥界の王ハーデースはケルベロスを傷つけなければ、連れて行ってよいとの承諾を得たことから、ヘラクレスは力ずくでケルベロスをエウリュステウス王の前に連れて行きます。
もともと気が小さい王は、ケルベロスを見るとカゴの中に隠れてしまったということです。
地上に出たケルベロスはあまりに太陽の光が明るいので驚き吠えた時、唾液がとびちり、落ちた地面から毒草トリカブトが生えたと伝えられています。
切手は1986年モナコ発行の「赤十字切手-ヘラクレスの試練-」の中の一枚で、番犬ケルベロスを冥界から連れ戻る光景が描かれています。
切手は1970年ギリシャ発行の「ヘラクレスの試練切手」の中の一枚で、ヘラクレスが連れ帰った番犬ケルベロスを見て怖がり壺に隠れるエウリステウス王が描かれています。