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2024年1月24日水曜日

医学切手徒然草-5.HIVについて-

HIVとは、HIV(Human Immunodeficiency Virus:ヒューマン・ イムニュノデフィシエンシー・ ウイルス )のことで、ヒト免疫不全ウイルスと訳されています。


HIVは人の免疫細胞に感染して免疫細胞を破壊し、最終的に後天性免疫不全症候群(Acquired immune deficiency :アクワイアード ・イムニューム ・デフィシエンシー ・シンドローム(エイズ))を発症させるウイルスのことを言います。


エイズウイルスとは、新聞・テレビなどのマスメデイアでよく使用され、HIVを指す言葉と考えられていますが、医学用語ではなくマスコミ用語です。


HIVウイルスともよく表現されますが、HIVそのものでヒト免疫不全ウイルスと訳されますから、それにウイルスをつけて"ヒト免疫不全ウイルスウイルス"となってしまい、これは間違いです。


またAIDSは後天性免疫不全症候群(Acquired Immune Deficiency Syndrome)でHIVが免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす免疫不全症のことですから、AIDSに感染するという言葉は誤りで、HIVに感染するというのが正しい言い方です。


まとめますと、HIVは後天性免疫不全症候群を引き起こすウイルスで、AIDSとはHIVによって免疫力が低下しておきる感染症です。


切手は1994年スペイン領アンドラ発行の「ヨーロッパ 切手 1994 - 発見と発明」の中の一枚で、HIVが描かれています。



切手は1995年バハマ発行の「世界エイズデー切手」の中の一枚で、白血球の中から血液中に出ていくHIVが描かれています。



切手は1991年エチオピア発行の「世界エイズデー切手」の中の一枚で、AIDSの病気のステージが描かれています。



切手は2006年ガーナ発行の「エイズ切手」の中の一枚で、AIDSを発症してやせ細った男女が描かれています。




切手は2005年セント・キッツ島発行の「ロータリークラブ創立100年記念切手」の中の一枚で、治療を待つAIDS患者が描かれています。





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