この標章は「イラン赤獅子太陽社(あかじしたいようしゃ)」と呼ばれ,1929年に赤新月と同様に赤十字マークに認められました。
「赤獅子太陽」(日本の法令用語では「赤のライオン及び太陽」)は、「赤十字」も「赤新月」も好まない王政時代のイランが採用を主張したもので、1929年の改正ジュネーブ条約第19条により、トルコ、エジプトの「赤新月」とともに国際的に公認された標章となりました
1949年のジュネーブ4条約にも記された正式な標章ですが,革命後1980年に「イラン赤新月社」となってからは,現在はどこの国でも使われていません。
切手は、1950年イラン発行の「赤十字切手」で、イラン赤獅子太陽が描かれています。
切手は、1959年イラン発行の「赤十字切手」で、赤十字、赤新月とともにイラン赤獅子太陽が描かれています。