ギリシャ神話において、女神アテナとオリーブは密接な関係があります。
アテナは、知恵、芸術、技術、戦争などを司る女神で彼女ゼウスの頭から生まれたとも、父親であるゼウスがティターン族の智慧の女神メティスを飲み込んだ際に、メティスの頭から生まれたともいわれています。
オリーブは、地中海沿岸で古くから栽培されている果樹で、オリーブの木は、常緑樹で、葉は光沢があり、冬でも落葉しません。
オリーブの実は、油分を多く含み、食用や化粧品などに用いられます。
アテナとオリーブの物語は、古代ギリシャの都市国家アテネの成立に関するものです。
アテネとポセイドンは、アテネの支配権をめぐって争いました。
大神ゼウスは、どちらがより人々にとって有益な贈り物をするかで、勝者を決めることにしました。
ポセイドンは、海から一頭の馬を召喚しました、この馬は強くて美しく戦争に役立ちます。
一方、アテナは、オリーブの木を地面に植えました、オリーブの木は平和と繁栄の象徴です。
大神ゼウスは、オリーブの木をより有益な贈り物と判断し、アテナにアテネの支配権を認めました。
アテネは、オリーブの木を街のシンボルとし、オリーブの木の枝を盾や兜に飾り、オリーブの葉は、平和と繁栄の象徴として、古代ギリシャから現代に至るまで、世界中で用いられています。
アテナとオリーブの物語は、古代ギリシャの人々にとって、知恵と平和が最も重要な価値であることを示しています。
切手は2023年ボスニアヘルツェゴビナ、クロアチア独立国併合発行の「神話と植物小型シート」で、切手にはオリーブの木、シート面には女神アテナが描かれています。