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2024年1月16日火曜日

切手に見る医学と植物-9.リンゴ-

リンゴの種には、"青酸配糖体"と呼ばれる物質のひとつの"アミグダリン"が含まれていて、腸内細菌によってシアン化物に変わり、人体には有害です。


このシアン化物は、人を死に至らしめますが、リンゴ1個分の種では、少し気分が悪くなる程度のシアン化物さえも生成されませんので安心してください。


リンゴの種は、ハードシードコーティングによって毒素から保護されていますから、リンゴの種子を丸ごと食べてもその殆どが元の種の状態で消化器系を通過します。


しかし、種子を噛み潰すと腸内細菌によってシアン化物に変わり人体には有害となりますが、リンゴ種の毒素の量は、体が簡単に無害化できるほど少量です。


ヒトを殺すにはリンゴおよそ18個の種を噛み砕いて食べる必要があるので、現実このようなことは起こり得ないと思います。


リンゴを食べていて数個の種を食べてしまっても体に害を与えることはありませんので、安心して美味しいリンゴを堪能してください。


【おまけ】


リンゴ芯や種は犬にとってとても危険な物ですから、ワンちゃんにはくれぐれも種と芯を与えないように注意してください。


リンゴの実自体を上げることは全く問題ありません。


切手は1975年日本発行の「リンゴ100年記念切手」で、真ん中に赤いリンゴの実が、そして周囲にリンゴの木のシルエットが描かれている。





切手は1998年オーランド諸島発行の「オーランド諸島の栽培植物 - リンゴ切手」で、リンゴの断面、リンゴの花と果実と収穫の様子描かれています。







切手は2014年ポーランド発行の「ポーランドの地域産品小型シート」で、リンゴが描かれています。




切手は2011年ハンガリー発行の「フルーツ切手」の中の一枚で、リンゴの実とリンゴの花が描かれています。




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