柿の美味しい季節ですねぇ。
柿を食べすぎると柿胃石ができることがあるのをご存知ですか?
この柿胃石とは、柿に多く含まれるタンニンの一種のシブオールが原因で出来ます。
シブオールが胃酸と混じり合い柿の繊維を石のようにかたく固まらせてしまいます。
この石の大きさは小さいものから握りこぶし大の大きさになることがあります。
症状としては、上腹部痛・吐き気・嘔吐・腹部膨満等を引き起こしますが、全く症状が現れないこともあります。
症状が悪化することで、腸閉塞を引き起こすこともあります。
柿胃石は、炭酸飲料を飲むことにより炭酸の気泡が石に当たり少しずつ石が溶けていきます。
しかし石が大きすぎると炭酸では溶けずに、内視鏡で砕く必要があります。
胃酸過多の人や胃の動きが悪い人は、柿の食べ過ぎにはご注意ください。
柿胃石を予防するための柿の食べ方としては、成熟していない柿は食べずに熟したものを食べる・皮を剥いて食べる・空腹時には食べないようにすることです。
また中~大きいめのサイズの柿を1日に1個を目安にして、毎日食べないようにすることです。
生の柿だけではなく干し柿も食べ過ぎると柿胃石ができます。
干し柿を一度に6個食べた後に、腹痛や嘔吐を起こし、胃石が見つかった症例も報告されています。
何事も程々が大切です。
切手は2013年「秋の野菜・くだもの切手」の中の一枚で、熟した柿が描かれています。
切手は2020年日本発行の「秋のグリーティング切手」の中の一枚で、柿が描かれています。
切手は2022年日本発行の「秋のグリーティング切手」の中の一枚で、実った柿が描かれています。
切手は2015年日本発行の「ふみの日にちなむ切手」の中の一枚で、干し柿が描かれています。