クレタの牡牛は、ギリシア神話に登場する神秘的な牡牛です。
この牡牛は、登場する牛頭人身の怪物ミノタウロスの父親であり、美しいが猛々しく、極めて凶暴でした。
海・地震・馬の神ポセイドンは、クレタ島ミノスに供犠用に白い牡牛タウロスを贈りました。
ミノスは、この牡牛をのちに生贄にするはずでしたが、あまりの立派さに自分のものにしてしまいます、このことにポセイドンは話が違うと怒り、ミノスの妻パシパエに牡牛への恋心を植えつけ復讐します。
何とパシパエは、牡牛の子を身ごもり、半人半牛の怪物ミノタウルスを生み、この牡牛ミノタウルスは鼻から炎を吹き、ひづめで大地を荒らし、クレタ島を大混乱におちいらせました。
ミノタウロスは成長するにしたがいますます乱暴になり、手に負えなくなると迷宮(ラビュリントス)を建造し、そこに彼を閉じ込めますが、9年ごとに7人の少年と7人の少女をミノタウロスの食料として送り込みます。
この半人半牛の怪物ミノタウルスは、後にアテナの英雄テセウスはラビュリントスに侵入してミノタウロスを倒します。
ヘラクレスは、この牡牛タウロスの捕獲を命じられました。
ヘラクレスは素手で格闘して牡牛を捕まえます。
切手は1984年モナコ発行の「赤十字切手-ヘラクレスの試練-」の中の一枚で、クレタ島の牡牛を捕まえる光景が描かれています。
切手は2021年モナコ発行の「大公宮殿アート切手」で、ヘラクレスとクレタ島の牡牛が描かれています。
切手は1970年ギリシャ発行の「ヘラクレスの試練切手」の中の一枚で、ヘラクレスとクレタ島の牡牛が描かれています。
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