日本国内でのB型肝炎ウイルスキャリアは、150万人前後存在すると言われています。
B型肝炎ウイルスキャリアのおよそ10%が肝炎発症を起こし、慢性肝炎、肝硬変やがては肝細胞癌に進行します。
しかし、B型肝炎ウイルスキャリアの95%は自然治癒し、キャリアのうち5%前後が慢性肝疾患になります。
B型肝炎ウイルスの感染は、B型肝炎ウイルスキャリアの母親から出産時に感染するのが大部分であることから、B型肝炎ウイルスキャリアの母親から生まれた直後に、抗HBs人免疫グロプリンとB型肝炎ワクチンの摂取によりほぼ100%感染を防止することが可能となり、日本では出産時のB型肝炎感染はほぼ根絶されました。
切手は1988年台湾発行の「科学技術切手」で、世界初のB型肝炎予防ワクチンによるB型肝炎制圧を表現しています。
肝臓の前に描かれたBの文字を注射器が壊すことでB型肝炎撲滅を表現しています。
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