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2024年1月18日木曜日

一番切手-23.世界自閉症啓発デーを描いた世界最初の切手-

自閉症とは、コミュニケーションが苦手、興味・行動の強いこだわり、相互的な対人関係の障害などを特徴とする発達障害で、 1歳~3歳頃までには、いずれかの特徴が現れるとされています。


これらの特徴が原因で社会生活が困難になっている状態を自閉症と定義しています。


女児より、男児に多く見られ傾向があります。


世界的には2170万人存在すると推定されています。


現在日本国内には推定36万人の自閉症者が存在するとされています。


一般に自閉症といわれる状態をアメリカ精神医学会の診断統計マニュアルの第4版(DSM-IV)とやWHOの国際疾病分類の診断基準ICD第10版(ICD-10)では、広汎性発達障害という表現でしめされ、DSMの第5版(DSM-5)では自閉症スペクトラム障害/自閉スペクトラム症と表現されています。


厳密には自閉症研究の成果により微妙な違いこそありますが、自閉症と同じ意味と考えられて、現在ではは自閉症スペクトラム障害という言い方が一般的になってきています。


毎年4月2日は、2007年12月18日国連が制定した「世界自閉症啓発デー(World Autism Awareness Day)」です。


世界各国で自閉症をはじめとする発達障がいへの理解を深めていくための取組を実施します。


切手は2017年クロアチア発行の「自閉症切手」で、独自の世界観を持つ自閉症の子供が描かれています。




切手は2022年スリランカ発行の「世界自閉症啓発デー切手」で、人の頭のシルエットとパズルと地球を描き自閉症の啓発を描いています。 





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