前立腺がんは、男性特有のがんの一種で前立腺肥大症とともに、中高年の男性において注意すべき前立腺の病気のひとつです。
前立腺がんの発生には男性ホルモンが関与していると言われており、加齢によるホルモンバランスの変化ががん発生に影響しているものと考えられています。
前立腺がんは他の臓器のがんとは異なり、ゆっくりと進行するため、早期に発見できれば、ほかのがんに比べて治りやすいがんですが、初期には自覚症状がほとんどないことから、発見が遅れることが多いです。
発見が遅れて進行すると最終的には骨やほかの臓器にまで転移することがあるため、早期に発見し、適切な治療を行うことが大切になります。
早期の前立腺がんには、がん特有の症状はなく、がんの進行とともに尿がでにくい・排尿時に痛みを伴う・尿や精液に血が混じるなどの症状がみられる様になります。
近年の高齢化、食生活の欧米化と検査精度の向上による正確な診断により、日本人の前立腺がん患者数は確実に増えています。
2020~2024年(年平均)には前立腺がん罹患数は105,800人となり、男性がんのうち、第一番目の罹患数になると予測されています。
更に前立腺がん死亡数は、2020~2024年(年平均)には14,700人となり、2000年の約1.8倍になると予測されています。
切手は1999年米国発行の「前立腺がん認知切手」で、男性を象徴するマークが描かれています。
前立腺がんを描いた世界初の切手と思います。
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