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2023年7月26日水曜日

切手に描かれたモンスター-1.狼男-

モンスターとは、一般的には自然界には存在しない想像上の恐ろしい生物を指します。


また、人間の形を持ちながらも、その行動や性格が非人間的で恐ろしい存在を指す場合もあります。


モンスターは、ホラー、ファンタジー、サイエンスフィクション、民間伝承、神話、宗教など、様々なジャンルの作品に登場し、その姿はドラゴン、ゴブリン、スケルトン、ゾンビ、吸血鬼、狼男、フランケンシュタインなど様々です。モンスターは、人間の恐怖心や好奇心を刺激する存在として、多くの人々に愛されています。


モンスターの起源は、古代にまで遡り古代ギリシャ神話には、ミノタウロスやキメラなどのモンスターが登場します。


これらのモンスターは、当時の人々の想像力によって生み出されたものです。


今回から数回にわたり切手に描かれたモンスターたちを紹介していきますのでお付き合いください。


第一回目は狼男についてです。


狼男は、伝説の生物の一種で人が半狼半人の姿に変身したり、狼に憑依されるなどした人間の男性のことです。


ギリシャの歴史家ヘロドトス(紀元490~紀元前前430)の著書『歴史』の中に1年に一度狼になるという人の記述があります。


またはローマ帝国末期に人が獣化する現象が初めて「症候群」として紹介されています。

普通の人が満月の光によりに狼に変身し、人や家畜の血液や肉を求めてさまよい歩くが、夜明けとともに人間に戻るとされています。


1995年に、人狼症候群と名づけられた極度の多毛症を引き起こす突然変異遺伝子が確認されましたが、発症例は極めて稀で中世以降、記録された例は50例に満たないとされています。


また狼男は銀の弾丸で死亡すると言われています。


これは銀の持つ強い殺菌作用によることに由来していると言われています。


切手は1997年米国発行の「クラシック映画のモンスター切手」の中の一枚で、狼男が描かれています。




切手は2009年スロベニア発行の「スロベニアの神話切手」で、狼男が描かれています。





切手は2014年マーシャル諸島発行の「映画の中のモンスター切手」の中の一枚で、満月の夜に変身する狼男が描かれています。






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