ローレンス・ナイチンゲール(1820~1910)は、イギリスの看護師として有名で殆どの人はその名前を知っているはずです。
ナイチンゲールは、看護師として有名である以外に、統計学者としても有名です。
クリミア戦争(1853~1856クリミア半島などを舞台として行われた戦争)から帰国後、ナイチンゲールチームはバーリントンホテルに集結し、克明な報告書に基づき病院の状況分析を始め、数々の統計資料を作成し、病院改革改革のためにつくられた各種委員会にこの統計資料を提出しています。
このことからイギリスでは、ナイチンゲールを統計学の先駆者と称しています。
しかし、ナイチンゲールと言えばやはり"クリミアの天使"、"ランプの貴婦人"と呼ばれるように、その献身的な看護婦としての仕事ぶりにありますが、ナイチンゲールは一般的な白衣の天使のイメージとはほど遠く、理性と激情の人であり、一方で人を助ける事に対する異常とも言える執着心の持ち主であったそうです。
ナイチンゲールは"クリミアの天使"、"白衣の天使"との呼ばれ方を嫌い、「天使とは、美しい花をまき散らす者でなく、苦悩する者のために戦う者である」と述べています。
切手は2020年ポルトガル発行の「ナイチンゲール生誕200年小型シート」で、上部切手には若き日のナイチンゲールの肖像、下部切手には晩年のナイチンゲールの肖像、シート面上部には巡回の際に使用したランプが描かれています。
切手は2020年ウルグアイ発行の「ナイチンゲール生誕200年小型シート」で、切手にはナイチンゲールの肖像、シート面にはランプを持って巡回するナイチンゲールが描かれています。
切手は2020年北マケドニア発行の「ナイチンゲール生誕200年記念切手」で、ナイチンゲールの肖像が描かれています。
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