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2023年7月25日火曜日

切手に見る知識の扉-19.割礼について-

割礼(かつれい)とは、主に宗教上の理由で男子の性器の包皮の一部を切除することを言います。


また、宗教上の理由のほかに、衛生上の理由などで行われる場合もあります。


割礼は、古来より中東の民族を中心に行われ、エジプトやユダヤの社会などで行われていましたが、割礼習慣のないギリシア人・ローマ人などから見ると、嫌悪すべき野蛮な風習とみなされていました。


現在でもユダヤ教やイスラム教、アフリカの諸民族などでは、宗教的な意味合いから割礼を行っている国々や地域は多く存在します。


カトリックでは、12月25日をイエスの誕生日としているので、8日後に割礼を行うユダヤ人の習慣から、1月1日が『キリストの割礼の日』と定めています。


切手は1969年スペイン発行の「絵画切手」でアロソン・カーノ(1601~1667)のキリストの割礼を描いた切手です。




切手は1983年リベリア発行の「クリスマス切手」で、ラファエロ・サンテイ(1483~1520)のキリストの割礼を描いた切手です。





切手は1982年パラグアイ発行の「キリストの生涯切手」の中の一枚で、アルブレヒト・デューラー (1471~1528)のキリストの割礼を描いた切手です。





切手は1987年グレナダ発行の「クリスマス切手の小型シート」で、ジョヴァンニ・ベッリーニ(1430?~1516)のキリストの割礼を描いた切手です。






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