この世の中には多くの法則・原理・定理がありますが、中には極めて難解なものもあります。
当然のことながら学生時代泣かされてきました。
法則とは、守らなければならないきまりで、 一定の条件のもとでは、どこでも必ず成立する事物相互の関係を言います。
原理とは、多くの現象を成立させる最も基礎的な理論のことです。
定理とは、一般的に公理・定義だけから論理的に導き出せる命題を言います。
今回は提唱者、発見者およびこれらを描いた切手と法則・原理・定理が描かれた切手の中から私個人の偏見に基づいて紹介させていただきますので、お付き合いください。
中には極めて難解なものもありますが、何が何でも理解する必要はありませんので、『何だそんなものもあるのか』と流し読みされても結構です。
それではピタゴラスの定理から始めさせていただきます。
ピタゴラスの定理は、紀元前540年頃ギリシアの数学者ピタゴラス(紀元前582~紀元前496)が発見したと言われています。
日本においては"三平方の定理という呼び方が第二次世界大戦中に考案され、以後通称となっています。
その定理は、『直角三角形をなす3辺のうち、2辺の長さを知ることができれば、残り1辺の長さを知ることができる』というものです。
切手は1971年ニカラグア発行の「数学切手」の中の一枚で、ピタゴラスの原理が描かれています。
切手は1983年サンマリノ発行の「科学のパイオニア切手」の中の一枚で、ピタゴラスの肖像とともにピタゴラスの定理が描かれています。
切手は1972年スリナム発行の「ピタゴラスの定理切手」で、ピタゴラスの定理が描かれています。
切手は1956年ギリシャ発行の「ピタゴラス会議切手」で、ピタゴラスの定理が描かれています。
切手は2014年韓国発行された「国際数学者会議開催記念切手」の中の一枚で、ピタゴラスの定理が描かれています。
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