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2023年8月3日木曜日

切手に見るナイチンゲール物語-4.ナイチンゲル症候群-

ナイチンゲール症候群(Florence Nightingale effect)とは、看護師が患者に対して、基本的なケア以上の関係がないにもかかわらず、恋愛・性的感情を抱いてしまう状況を言います。


その感情は、通常患者が回復したり助けを必要としなくなった段階で徐々に消失していきます。


「ナイチンゲール症候群」とは、医学的に言えば「慢性疲労症候群」の通称の事です。


過労で倒れて以降のナイチンゲールが、この慢性疲労症候群を患っていたことから、この呼称が付けられ、「ナイチンゲール症候群」とは、れっきとした医学的な呼称であると言えるでしょう


別名ナイチンゲール効果とも呼ばれていますが、全く別のものです。


ナイチンゲール効果は医学的な状態を表すものではなく、ポップカルチャー(一般大衆に広く愛好される文化のこと)においてそのような状況に対して名付けられたもので、医学的な呼び方ではありません。


切手は1926年ポルトガル発行の「ポルトガル赤十字社創立60周年記念切手」で、患者を見廻る看護師が描かれています。




切手は1945年リヒテンシュタイン発行の「赤十字付加金付切手」で、老人を介助する看護師が描かれています。





切手は1969年ホンジュラス発行の「赤十字社創立50周年記念切手」で、病人を看護する看護師が描かれています。





切手は1969年ブルンジ発行の「赤十字切手」で、負傷者を看護する看護師が描かれています。




切手は1976年コスタリカ発行の「第5回パンアメリカン小児外科会議記念切手」で、小児を看護する看護師が描かれています。





切手は1984年アイルランド発行の「アイルランドのセントビンセント病院創立150年切手」で、患者の脈をとる看護師が描かれています。





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